高齢者に優しい都市 (Age-Friendly Cities)

高齢化と都市化はともに世界的な傾向であり、21世紀を方向づける上で大きな影響をもたらします。都市が発展するのに伴い、60歳以上の住民の割合も増加しています。高齢者は、家庭や地域社会、経済活動などにおいて、重要な貢献を果たしています。

WHOは人々の健康な高齢化を促すような地域の環境づくりに対するニーズがますます高まってくることを認識し、2011年に、高齢者に優しい都市やコミュニティのグローバル・ネットワーク (WHO Global Network of Age-friendly Cities and Communities) を立ち上げました。

今では世界の多くの都市や地域で、このグローバルなイニシアチブの一環として、あるいは独自の取り組みとして、エイジフレンドリーシティづくりが進められています。


ハイライト

エイジフレンドリーシティ評価:コア指標に関するガイド

こうした取り組みのベースライン評価、目標値設定、モニタリングや評価を行うにあたり、指標を用いることがとても効果的です。WHO神戸センターは、これまで培ってきた都市部の健康評価に関する知識や技術を活かし、新たにエイジフレンドリーシティの評価モニタリングに関するコア(主要)指標のガイドを作成しました。これに含まれるコア指標は、文献調査、専門家コンサルテーション、フィールド調査などを含む、およそ3年間に及ぶ過程を経て特定されました。

この新しいガイドの原版は英語で作成し、中国語、フランス語、スペイン語の公式翻訳版も作成しました。すべてこちら からダウンロードできます。

また、コア指標に関する概要が説明されているガイド中の図表1と2の日本語非公式訳も作成しました。こちらは以下よりダウンロードできます。

指標ガイド開発過程の最終段階において、WHO神戸センターは、世界15地域においてパイロット・スタディを実施し、様々な状況下におけるガイドの利便性と有用性を評価しました。これに参加した地域は次のとおりです:バンユール(オーストラリア)、ビルバオ(スペイン)、ボーディンハム(アメリカ合衆国)、ディジョン(フランス)、フィッシュガード・グッドウィック(イギリス)、香港(中国)、ラ・プラタ(アルゼンチン)、ナイロビ(ケニア)、ニューデリー(インド)、ニューヘーヴン(アメリカ合衆国)、上海(中国)、テヘラン(イラン)、ツイマズィ(ロシア)、ウーディネ(イタリア)、ワシントンD.C.(アメリカ合衆国)。

パイロット・スタディ終了後、上記参加地域の代表者をWHOジュネーブ本部に集め、2015年6月10-11日の2日間にわたる会議を通じて、本ガイドとそれに含まれる各指標の適用可能性や、指標を測定するうえでの課題などについて協議を行いました。これらの結果を踏まえ、ガイドを完成させました。

パイロット・スタディ参加地域による会議およびそれ以前に実施された2回の専門家コンサルテーション会議の各報告書(英文のみ)は以下よりダウンロードできます。

お問い合わせ

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電話:(078)230-3100
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