世界禁煙デーシリーズ

2011年の世界禁煙デーのテーマは「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約(以下FCTC)」です。世界的なたばこの害の拡がりを阻止するために地方自治体が果たす役割の重要性を明らかにするため、WHO神戸センターは、世界の9都市がどのように禁煙都市を実現していったのかをご紹介します。

国の保健計画を牽引する都市の力

6月1日 世界禁煙デーシリーズ Part 1:イギリス・リバプール
自治体の強い決意、効果的な戦略、順守と強制力のある包括的な法律に後押しされ、リバプール市議会は市を禁煙都市とする地方議会法を可決、国の法律制定へのきっかけをつくりました。

アルマトイの禁煙プログラム

6月8日 世界禁煙デーシリーズ Part 2: カザフスタン共和国・アルマトイ
アルマトイは現行の国の「たばこ喫煙予防と規制」法より更に厳格なたばこ規制を含んだ市の禁煙プログラムを開始しました。

チェンナイ禁煙イニシアチブ:法律制定だけでは不十分

6月15日 世界禁煙デーシリーズ Part 3: インド・チェンナイ
禁煙都市を目指したチェンナイの活動は、受動喫煙から市民を守るためには関連法の遵守と執行強化、関係者からの積極的な協力が不可欠であることを教えてくれます。チェンナイがどのように人々に利害関係者に働きかけたのか。

国王の宣言によるメッカとメディナの禁煙化

6月22日 世界禁煙デーシリーズ Part 4: サウジアラビア王国・メッカ、メディナ
イスラム世界で最も神聖なこの2都市は、たばこ販売の制限に力を入れた対策を行い、これが禁煙推進の重要な要素となりました。

名目だけの禁煙条例が強化されるまで

7月15日 世界禁煙デーシリーズ Part 5: フィリピン・ダバオ
今回は、地元の指導者がいかに禁煙法施行のためのパートナーシップを構築したかの事例をご紹介します。警察、市法務局、商業協会、市観光局から構成された禁煙タスクフォースの設置により効率的で広範囲な啓発活動が可能になりました。

ケニア最初の禁煙都市の物語

7月20日 世界禁煙デーシリーズ Part 6:  ケニア・ナクル
2007年、東アフリカ地域で最初の公共の場での喫煙を禁止したのがナクルです。禁煙条例は大気環境改善の一環として位置づけられ、市は大気環境基準など関連規定も活用しました。調査によれば79%の住民が屋内空間での禁煙を支持しました。

市民社会の働きかけが禁煙法執行を促進

7月25日 世界禁煙デーシリーズ Part 7: ブラジル・レシフェ
労働者の健康保護に焦点を当てた段階的なアプローチで、まず市庁舎内、次にショッピングモールなどの公的空間、最終的にはサービス業界にまで拡大を図った禁煙推進対策により、レシフェ市の喫煙率はブラジル国内で一番の低下を見ました。

市民社会の働きかけが禁煙法執行を促進

7月25日 世界禁煙デーシリーズ Part 8: インド・チャンディーガル
インドたばこ規制法(2003年制定)施行の努力がほぼ皆無だったチャンディーガル市で、2007年に市民団体が情報開示法(2005年制定)をうまく使い、市に公的機関のたばこ規制法に順守状況を開示するよう嘆願を提出しました。 この嘆願に対応せずに情報開示法違反の罰金が課せられるのを恐れた市政府は、禁煙サインを表示したばこ規制強化を実施しました。

喫煙所の禁止により国の法律より厳しい市条例が成立

7月29日 世界禁煙デーシリーズ Part 9: メキシコシティ
禁煙を強いるのではなく禁煙空間を推進することにより、メキシコシティは100%禁煙 の条例採択に成功しました。メキシコシティと、全面禁煙条例が無いメキシコのその他3都市のニコチンレベルを比較した調査によると、メキシコシティのバーとレストランの空気は15倍もきれいであるという結果がでました。

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