WHO神戸センター 新所長にサラ・ルイーズ・バーバー博士が就任

5月1日、サラ・ルイーズ・バーバー博士がWHO神戸センター新所長に就任しました。バーバー博士は2011年10月から所長を務めた前任のアレックス・ロス氏から引き継ぎます。

バーバー博士はヘルス・エコノミスト及び保健政策の専門家で、WHO神戸センター所長就任前はWHOアフリカ地域事務局で保健政策アドバイザーを務めていました。それに先立ち、WHOインドネシア及びWHOカンボジアの保健政策アドバイザーや、WHO中国の保健システム開発チームのリーダー、WHO南アフリカ事務所所長などを歴任し、WHOの戦略及び政策の分野で実績を重ねました。

バーバー博士は南アフリカ、中国、インドネシア、メキシコの技術支援のプロジェクトを立ち上げ、当該国のユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の進展に寄与。また、過去25年間にわたり、医療経済や政策研究の分野で幅広く論文を発表してきました。バーバー博士は米国カリフォルニア大学バークレー校から経済評価の分野で博士号を取得しています。

バーバー博士は「世界は今、これまで直面したことのない新たな課題や、人口高齢化に対応していくことが求められています。WHO神戸センターはこれからも質の高い研究を通して、各国が新たな課題に対応できる保健制度を構築できるよう支えていきます。また、このように「新たな健康課題に革新的なイノベーションを創出する」という役割はWHO全体の中でも貴重な役割であり、地元兵庫県、神戸市から日本で得られた多くの教訓を世界に向け発信するというとても重要な役割を担っていると考えています」と語っています

WHO神戸センターは世界中が高齢化に直面する中でユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)を実現するために、制度的な、社会的な、技術的なイノベーションを創出していくための政策研究に取組むグローバル研究センターです。